2014年11月13日
2014年11月13日
農を身近に★あぐり通信vol.35:植物工場で生産される工業製品のような“無菌野菜”に感じる違和感とは?
大手電気メーカーが、これまで半導体生産に使用していた工場を改造し“無菌野菜”製造に転換する例が出始めているとのこと。
例えば・・・
当社は、本日、神奈川県横須賀市にある植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」での野菜の生産を開始しました。10月下旬に出荷を開始する予定です。
新工場は、神奈川県横須賀市にある当社所有の遊休施設を活用した、ほぼ無菌状態の閉鎖型の植物工場です。年間300万株のリーフレタス、ベビーリーフ、ホウレンソウ、ミズナ、ハーブを生産し、年間3億円の売上を目指します。
新工場で生産される野菜は菌の侵入を制限したクリーンルームで育成されることから、雑菌による傷みが少なく長期保存が可能です。高い鮮度が長期的に求められるカット野菜やサラダ用をターゲットとし、スーパー、コンビニエンスストア、サラダ・惣菜販売店、飲食事業者などを中心に販路を拡大していきます。
新工場には、植物育成向けに光の波長を最適化した蛍光灯、均一な温度・湿度の環境を実現する空調機器など当社の最新機器が導入されています。さらに、栽培状況を把握するための遠隔監視システム、梱包材などを消毒する除菌システム、半導体事業で培った生産管理技術など、当社が持つ幅広い技術・ノウハウも活用されています。
当社は、本年度中には海外に新たに大規模な植物工場を建設するとともに、植物工場向けの機器やシステムの販売を開始し、事業拡大を目指します。
当社は、「みんなが健康でいきいき生活できる社会」を目指し、ヘルスケア事業を積極的にグローバルに展開しています。今後も当社グループ内にある広範囲な技術を融合させる「ニュー・コンセプト・イノベーション」によって、当社ならではの製品、サービスを創出するとともに、多様な販売ルートの確立により事業を強化していきます。
東芝プレリリース参照
しかし、このような無菌な植物工場の野菜を食べることに、違和感も感じますよ。
それはなぜでしょうか。分かりやすく説明してくれている藤田紘一郎氏の内容をご紹介します!
投稿者 noublog : 2014年11月13日 Tweet