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2016年01月14日
『微生物・乳酸菌関連の事業化に向けて』-19 ~微生物の起源-3 ソマチッド2~
先回は、これなくして微生物も登場しなかった、私たちも存在しなかった、といえる生命の前駆体「ソマチッド」を紹介しました。
今回は引き続いて、このソマチッドが「駆動する仕組み」をお伝えしようと思います。
・・・ソマチッドは、天体の磁場の影響をうけた水分子の作用で駆動する、という驚きの説です。
◆ソマチッドの特性(先回のおさらい、ポイント)
【1】ソマチッドは燐酸塩鉱物という原始的な無機生命体である。
無水状態では鉱物として存在するばかりか、水に触れるとたちまち「含水燐酸塩鉱物錯体」へと変貌し、燐酸基に由来する様々な作用を示す。
【2】特にそれが生物の体内、つまり“命の場”に存在する場合は、最も基本的な生命代謝機能に係る作用を発揮し、それ自体が「命の場」からエネルギーや情報を受け取る「電磁場レセプター」となるばかりか、血中の金属イオン同定や、貴重な血中燐酸基供与体として、あるいは電子の授受体として種々の働きを行う。
それでは、ソマチッドが駆動する仕組みについて、探ります。
(『バウの道中記』【ソマチッド概論2】から、抜粋しながら紹介します)
少し専門的になりますので、可能な限り画像で補足してお伝えします。
◆ソマチッドの働きの仕組み
我々生物の体(有機体)を支えているものは、無機元素や無機化合物に象徴される無機基盤であり、生物種が下等になればなる程、それだけ無機に対する依存度が増加します。
高等動物よりも下等動物が、そして動物よりも植物の方がその依存度が高くなる事は言うまでもありません。
通常「燐酸塩鉱物」は火山や温泉で育成されており、特に海底火山の噴出孔や温泉内部に大量に発生するものです。
原始地球を彷彿させる深い海の海底火山の周辺では、各種の「含水燐酸塩鉱物錯体」が誕生しており、それを獲得する為にシアノ・バクテリアや海草類や微生物(プランクトン)が大群落を形成しています。
それは現代生物の「燐酸循環」の出発起点とも呼べるもので、地上の生物の貴重な燐酸供給源をなしています。
「燐酸塩鉱物」の構造は、基本的には「珪酸塩鉱物」と一緒であり、中心核の金属元素(FeやMgやCuやPbなど)を中心に、 複数の燐酸基(PO4)が配位結合したもので、中心核元素の種類によってその構造も機能も少しずつ変化します。
原則として四面体構造を呈しますが、燐酸基がハロゲンや水分子に置換された物も在って、その構造は一様ではありません。
一般に燐酸塩鉱物と言えば、リン石灰やラズーライトやモナザイト、あるいは藍鉄鉱やストレング鉱やトルコ石などが有名ですが、無機生命体(ソマチッド)と呼ばれる「含水錯体塩」の場合は、中心核元素に燐酸基が2分子~4分子配位したもので、主にMg系とFe系の両系統に分かれます。
当然、含水錯体であり、水分子が燐酸基を取り囲む様にクラスター結合を起して電磁皮膜を形成し、それ自体が生命模様を呈します。
外から覗けば、一見動き回る微生物の様に見えるソマチッドですが、その推進駆動力の源は各種の生体酵素やコロイド分子と一緒であり、燐酸基が誇る旺盛な電磁気力であって、疎水性(反撥力)に基づくものです。
無論、彼等が自己の意思で動いている訳では無く、彼等の司令塔(心)である外磁場がその運動を統括し、目的の行動を起させています。
電荷(分子磁場)を備えたソマチッド分子は、例え無機骨格であっても、それ自体は他の有機分子と一緒であり、最も原始的で基礎的な生体分子の一つと言えます。
灼熱のマントル地獄、新生元素の放射線が飛び交う嵐の中で、降り注ぐ水は直ぐに蒸発すると言う朦々たる原始大気の下、最初に組み立てられた地上の無機生命体とは金属元素を基盤にした簡単な化合物であったと考えられます。
やがて誕生する熱水圏では、水分子と化合した無機生命体がソマチッドの様な「含水錯体塩」へと変貌し、次第に「ポルフィリン錯体」の様な巨大な複合塩を形成して行ったと思われます。
無論、その組み立て手順はいかなる場合も一緒であり、基本となるは天体情報のレセプターである水分子の五員環サークルや六員環サークルです。
水の中に金属元素を入れると、水磁場が本能的に反応して、元素の手足である最外殻軌道電子を剥ぎ取ってイオン化し、その元素を無反応でネガティブな状態に拘束します。
その状態はまるで水分子クラスターが金属イオンを抱き込んだかの様に見えるものです。
水分子の六員環サークル・クラスターは、原子磁束が回転する球体状の電磁場を囲っており、その電磁場の中に捕獲された鉄イオンは磁化されて、もはや鉄では無く、ただの水分子へと変じてしまいます。
一方、それに対して、燐(P)の様な活性した猛毒の非金属元素には、水の遊離基である水酸基(OH)が対応し、四つの水酸基と化合して燐酸基(PO4)へと変貌させ、その旺盛な反応力を奪い取ります。
実際には、燐酸基は水のオキソニウム基と反応し、オルト燐酸(H3PO4)の形態を呈しています。
今、水分子クラスターが鉄イオンを抱いた六員環鉄が存在すると仮定すると、オキソニウム基はせっせと燐酸基を六員環鉄の中に運び入れて、あっと言う間にFe系の「燐酸塩錯体」を造り出してしまいます。
それが水の本能と言うよりも、水は常に外磁場である天体磁場に磁化されており、生命創造の為の必需品を組み立て様としているに過ぎません。
生命を創造した実際の作業者は誰だと言えば、それは天の組み立て情報を受け取り、手足となって動く水であり、水こそ生命の本源的な物質と言えます。
地上の生物とは「水の化身」であり、特に血液の様な「生体水」は“命の場”に磁化された特殊な水であって、目に見えない命を反映する「命の象徴」とも呼べるものです。
肉体磁場(命)と血液の係りは、地球磁場圏と海洋の係りと一緒であり、海が空の色を忠実に反映する様に、水は磁場の正確な情報レセプターだと言っても過言ではありません。
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いかがですか?
以上を、ソマチッドに絡めてポイントを絞ってみると、
●天体磁場によって磁化された水分子と結合した燐酸基の電磁気力がソマチッドの駆動力。
●つまり、ソマチッドは、水分子を介して宇宙(天体磁場)のベクトルを、その身に宿しているといえそうです。
そして生命現象とは、天体磁場によって磁化された水が生み出す「命の場」である。ということなのでしょう。
壮大な話です。
微生物の構造を探るうえで、「天体の磁場」の影響を忘れずに、追求していく必要がありそうです。
記事中の画像は、こちらからおかりしました。ありがとうございました。
http://mirasoku.com/archives/1006054489.html
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/040/research_21.html
http://20xxmineral.web.fc2.com/15/15_40/15_40.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
http://www.minohonosaru.com/mizu/roxtukakusuiganherasu.html
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2015/04/2954.html
投稿者 noublog : 2016年01月14日 TweetList
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