【共認時代の農業~先駆的事例紹介】農業参入が企業の社会的使命となる |
メイン
2010年09月30日
相手を与えることができたものが勝つ☆⇒そのために発信する♪
現在、地元の商工会が主催する「農商工連携セミナー」に参加しています。地元の新しい特産品作りや、地産地消に一役買うことが出来ればと、農商工みんなで協力して取り組んでいます。
先日のセミナーでは、大阪、京都、神戸在住の主婦の方々6名がモニターとして参加し、各事業者の商品や農産物を試食され、率直な感想や意見を述べてもらいました。
類農園からは、「トマト」 と「ひもとうがらし」 を出品し、トマトは生で、ひもとうがらしは簡単に調理して試食してもらい、意見を聞かせて頂きました。
日頃から、夫々にこだわりを持って?消費活動に勤しむ主婦の方々だけに、色々な意見を聞くことが出来ました 😉
続きを読む前にポチッと♪応援ありがとうございます☆
以下、夫々に対する評価の言葉です。
●商品の第一印象(共通)
・地場野菜はスーパーでも目を留める
・ツィッターで広めると良いのでは
・商品説明(レシピなど)があると買いたくなる
・TV番組で紹介されると買いたくなる
●ひもとうがらし
・珍しい、初めて見た、色がきれい
・美味しい☆
・是非買いたい、1袋100円は安い、150円でもOK
・レシピがあると良い、栄養や辛味についてPOPが欲しい
(名前からして「辛い」という印象を受けてしまう。)
・生産者による試食機会があると良い
・「大和野菜」は京野菜に比べて知名度が低い、大和野菜のネーミングをもっと普及させるべき
・居酒屋で食べて美味しかったら自分で買って作る
・毎日のメニューとして使いたい
●トマト
・有機トマトなら、2~3倍の値段でも買う
・青臭い香りがトマトらしくて良い
・大きさがちょうど良い(400gで5個入り)
・値ごろ価格で是非買いたい(200円)
・硬い、酸味がしっかりしている
・加熱調理にも向いていることなども表記しては?
・惣菜にして売る?
評価は概ね上々で、中でもひもとうがらしが好評で、「京野菜の万願寺よりも美味しい☆」という声もありました。もともと奈良県の人たちには昔から馴染みの深い野菜なのですが、一歩奈良県から外に出ると、殆ど知られていないようです。そもそも「大和野菜」の存在自体が知られていないことは、少々ショックでもありました。これは是非ともしっかりアピールして売り込んでいきたいですね。みなさんが仰るように、ポップやレシピなども色々と工夫をしていきたいと思いました。
そして、上記にはないのですが、今回のように、「生産者と直接話が出来たことが何よりも良かった」と、みなさん口を揃えて仰っていたそうです。
我々生産者からの発信が、みんなに充足を提供することになるということが、あらためて大きな気づきになりました。そして、今後何をするにせよ常に念頭においておく必要がある重要な認識だと思いました。
それと同じような観点で、もうひとつお話しておきたいことがあります。
現在、隣町のスーパーに「空心菜」などを出荷していますが、先日、初めて店内の様子を見に行くことがあり、類農園の空心菜を見つけました。しかし、直売所であれば、値札に生産者の名前が入るのですが、スーパーでは、無地の袋に「奈良県産 空心菜 158円」などという値札が張ってあるだけで、何とも味気の無い体裁でがっかりしてしまいました 🙁
これではダメだと感じ 🙄 、早速空心菜のラベルを作り、袋に貼って出荷するようにしました。すると、すぐにスーパーから反応があり、「あのラベルええ感じやんか、何でもっと早ようしてくれんかったん?」と言われてしまいました。確かに商品のパッケージひとつで売れ行きが全然変わります。そうやってパッケージを考えて売りやすくしてあげたことに、スーパーも大喜びだったのです。
これまでは、パッケージを考えたり作ったりすることについて、自分たちの商品をアピールし販売するという視点でしか捉えていませんでした。従ってそれらのものに対しては、「作った方が良いけど今すぐ必要ではない」「そのうちやればいい」ぐらいの意識でしかなく、腰が重かったのも事実です。しかしこれもまた、消費者は生産者からの発信を待っているんだ、と認識すれば、パッケージのデザインや発信内容は極めて重要になります。それはスーパーにとっても同じことで、お客さんが買いたくなる商品を扱いたいのは当然のことです。
これからは、みんな(相手)に充足を与えられたものが勝っていける時代です。ついついどうすれば売れるか、という思考に陥りがちですが、まずはみんなに充足を提供することこそが大切で、発信もそのために必要なのだと思います。
そして、「売れる」のは、その結果(評価)としてついてくるものに過ぎないのだと思いました。
そういう意識で今後もしっかり取り組んでいきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします 😉
投稿者 komayu : 2010年09月30日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.new-agriculture.com/blog/2010/09/1143.html/trackback
コメント
投稿者 水虫 : 2012年9月11日 12:15
楽天を日常的に使ってる人いるの?
一年に一回使うかどうかなんだけど
投稿者 LED 15W Down lights : 2014年1月14日 17:33
hermes bags evelyn price 新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 outlet hermes bags : 2014年1月29日 17:02
hermes uk wages 新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 red hermes bags : 2014年2月2日 20:17
very cheap hermes bag 新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 spain hermes handbags : 2014年2月7日 04:33
新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 wholesale bags : 2014年2月9日 16:20
hermes belt sbn 2013 新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 where to buy fake hermes in bangkok : 2014年2月18日 12:53
hermes shop marburg ?ffnungszeiten 新しい「農」のかたち | 奈良農場から。
投稿者 buy hermes bag : 2014年2月21日 02:47
いつもブログ楽しく拝見しております。
茎上げの作業にはそのような意味があったのですね。
非常に納得しました。
そういう点から考えるとストレスを与える→危機感を与えることって、いろいろな側面で大切なんだなぁと勉強になりました。
ありがとうございました。