『微生物・乳酸菌関連の事業化に向けて』-41 ~微生物の起源-23 ソマチッドは電子をエサにして活動している~ |
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2017年09月05日
『微生物・乳酸菌関連の事業化に向けて』-42 ~微生物の起源-24 ゼーペック効果による電子発生と生命の起源~
生命の発祥について。大きくは両極にある深海発症説と浅瀬発祥説を解明したい。
→ 過去記事~微生物の起源-21 生命発祥 「海底説」と「浅瀬説」~
前回、電子が鍵を握るのではないか?との仮説を立てたが、しかし、上記両案とも電子は発生している。
その一つの根拠はゼーベック効果にありそうだ。
ということで、ゼーベック効果について、分かりやすかった解説を紹介します。
→Yahoo知恵袋の回答より
2種類の金属線の両端を接合して対をつくり、その両端に温度差があると、端子間に起電力が生じ、対の間に電流が流れる。
ゼーベック効果とは、物体の温度差が電圧に直接変換される現象をいいます。
逆に電圧を温度差に変換する現象を [ペルチェ効果] といいます。
◆原理
物質を熱すると、負の電荷を持った電子、あるいは正の電荷を持った正孔、「キャリア」が生じます。
一方で冷却された端ではキャリアの発生はありません。
キャリア密度バランスが崩れて加熱端から冷却端にキャリアが流れます。 (そしてキャリアが冷却端にたまると、それ以上のキャリアの移動は出来なくなります。)
キャリアが流れ出て行った加熱端は、キャリアと反対符号の電荷を持つため、両端の間に電位差が生じることになります。(導線でつなぎ負荷を与えると電力を取り出すことができます。)
ゼーベック効果はすべての物質で生じますが、物質によって起電力の大きさが異なります。
半導体材料では起電力が大きく、熱電変換材料として研究が行われています。
電位差をV、加熱端と冷却端の温度差をΔTとすると、
V = α ΔT
の比例関係があります。
(比例定数 αは「ゼーベック係数」と呼ばれ、熱電変換特性を表す指標です。 (大きいほど良い熱電変換材料となります。)
=紹介、以上=
今後の追求ポイントとしては、ゼーペック効果で生み出される電子の強弱。その強弱が生命発祥にどう影響するのか?
その先の追求ポイントは、微生物の体躯はどのように形成されるか?(←体躯が形成されることをもって「微生物発祥」と定義づける場合)
※ただし、ソマチッドは16変態するように、その体躯の形質が変わる。これをもってやはり、ソマチッドこそが生命の起源と位置づけるか?。
投稿者 noublog : 2017年09月05日 TweetList
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