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世界金融危機で、より本質的な教育のニーズが顕在化する …『自然体験学習教室』

どうも雅無乱 [1]です。

さて、このブログでも、何度か取り上げました類塾・類農園 自然体験学習教室 [2]
いよいよ2月8日より今年の会員募集が始まりました!
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あらためて、この類塾・類農園 自然体験学習教室 [2]を紹介したいと思います。

『自然体験学習教室』 [3]は、1年を通じて自然や農作物にふれ、出荷や販売などの「仕事」を体験し、地域のさまざまな方々と関わる中で、小学生を健全に育むことを目的として開講しています。

生徒数約1万3000名、41教室を大阪府に展開する『類塾』 [4]と、同グループが経営する奈良の『類農園』 [5]が共同で2000年4月から運営しており、今年で11年目です。

2010年の年間カリキュラム(予定)はこちら → 年間カリキュラム [6]

「自然体験学習教室」の資料請求、申し込みなどはこちらから!
 →類塾のホームページ『自然体験学習教室』 [3] 

…と宣伝から入ってしまいましたが^^;)

実は、継続会員の受付開始から、「保護者の方や子どもたちの反応が例年よりいい!」「どんどん申込みがあって驚き!」といった報告を受けています。

世界的な経済の退潮がますます深刻になり、各家庭の経済状況の先行きにも暗雲が垂れ込め、財布のひもがますますかたくなっているこの時代、このような本格的な「農業教育」への関心が逆に高まってきている?

今回は、このことについて追求してみたいと思います。

続きに関心のある方は、いつものクリックお願い!
           



注目したいのは、ホンモノな思考力を培うような、特に仕事(農業・販売)などの社会過程を組み込んだ教育の場が、いよいよ本格的に世の中に求められ始めたのではないか…という点です。

考えてみると、ちょっと以前からそのような兆候は様々な分野で顕著になっていました。

理科の実験で科学的思考を高める塾の流行
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20051221us41.htm [7]
http://sankei.jp.msn.com/life/education/071030/edc0710300819000-n1.htm [8]

農林水産省、文部科学省、総務省が連携して、国を挙げて政策として推進する子ども農産漁村交流プロジェクトの本格始動。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kodomo/index.html [9]

子どものたちに、職業体験をさせる商業施設『キッザニア』
http://www.kidzania.jp/ [10]
東京のパビリオンが大盛況で、2009年3月27日には関西(甲子園)でもオープンしました。


なぜ、このような本格的な教育のニーズ顕在化してきたのでしょうか。

現在の世界的な金融秩序崩壊を受けて、恐慌や資本主義の限界に関する書籍が異例のベストセラーを続けています。経済状況は浮上の兆しは見えず、この先さらに悪化するのは確実で、失業率の上昇など社会全体に与える影響もより深刻になっていく事が予想されます。

この状況が意味するのは、これまでの常識の終焉です。

教育の現場では、これまでも、「子どもたちが自分の頭で考えることが大切」「机での勉強だけでは本当の思考力は育たない」と表向きは繰り返し謳われてはきましたが、そうは言っても所詮は現実的に重要なのは目先の受験であり、受験に合格するための(狭い意味での)「学力」へと親の意識も子どもの意識も収束してきました。ゆえに、教育現場でも、そうは言いつつほとんど従来の「学力」の育成のみが焦点になってきたのです。

しかし、経済状況が悪化し、内定取り消しが相次いだり、大手企業が次々と赤字決算を発表したり、「エリート」と言われていた金融業界の人々が次々とリストラされたりする中、単に学歴上の優位を獲得したからといって、次の時代に適応できるのかどうかまったく分からない…
これまでの日本の教育では、「勉強しか出来ない」無能なエリートを大量生産してきて、その彼らが現在、日本の未来を潰していっている現状があります。
そんな状況で、「いわゆる“学力”を伸ばすだけで、我が子は将来本当にやっていけるのか?」という本質的な問いが、いよいよ多くの親の頭に浮かぶようになってきたのではないでしょうか。

時代が安定していて、これまでの常識が通用している時代であれば、「教科書通りまじめに」やってればよかったのかもしれません。しかし、「この先どうなるか分からない」、という時代には、しっかりアンテナを立てて全方位で情報を捉え、自らの頭で仮説を組み立てて考え、世の中の様々な人々としっかりコミュニケーションをとり合意を形成して、状況に合わせて柔軟に適応していかなくてはなりません。しかも、軟弱ではダメで、失敗しても活力を持って再チャレンジする耐力・精神力も求められます。

狭い意味での「学力」だけでなく、そのような人間としての本質的な「能力」を、新しい時代に対応して行かなくてはならない子どもたちに身に付けさせてやりたい、というのが多くの親の潜在的な願望でしょう。それが、いよいよ顕在化してきた、というのが現在の状況ではないでしょうか。

そのような総合的な能力の基礎にあるのは、「同化能力」 [11]です。自然外圧に同化する、仲間やお客さんの気持ちに同化する。意識に「自分」しか無い状態であれば、わがままになり人ともコミュニケーションできず、周囲の状況に適応することもできません。「自分」という狭い枠を超えて、もっと多くの対象に同化していく能力を培うには、温室空間の家庭や、限られた勉強空間である教室だけでは到底不可能です。

それゆえ、子どもが新しい時代にしっかり外圧に適応できる能力(感受性・同化能力・耐力・精神力・コミュニケーション能力など)を育める場を、親世代は探索しているのです。経済状況が悪化し、常識が通用しなくなってきた現在だからこそ、なおさら「社会がどんな状況になっても通用する ホンモノの能力」を育める場を本気で探しはじめているのではないでしょうか。

その結果が、おそらく、“理科実験塾の隆盛”、“「キッザニア」の興隆”、“農産漁村体験への社会的期待の高まり”、という形で表れているのでしょう。

私たちが運営する『自然体験学習教室』への申込みや問い合わせが急増したのも、その延長線上にあるのかもしれません。

自然体験学習教室のコンセプト [12]

『類塾』 [4]では、確かな時代認識に基づき、11年前からこの本格教育『自然体験学習教室』 [3]に取り組んできました。

大自然の中で、仲間と協力しながら作物を植え育てる。そして自分たちのつくった作物を販売する。そういった地に足の着いた人間としての基本的な営みを体験の中心にすえて、まさに一人の人間としての欠けてはならない基本的な能力を培っていく。しかも、そのような仲間との体験には、大きな達成感や喜びが伴います。

今年も、自然や社会の人々へ世界(同化対象)を拡げ、影響を受けながら、仲間たちと一緒に学び、課題を乗り越えて行く中で、子どもたちみんなが達成感でキラキラした笑顔を見せてくれるよう、そんな素晴らしい教育空間をスタッフ一丸となって創っていこうと考えています。

『2010年 自然体験学習教室』は、いよいよ4月18日開講!

申込み受付中!どうぞご期待ください!
「自然体験学習教室」の資料請求、申し込みなどはこちらから!
 →類塾のホームページ『自然体験学習教室』 [3]

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