みなさんこんにちはsugi70です。
農を取り巻く様々な関係者と繋がり、お互いに充足し合い、成長し合える「共同体」になるには?
がこのシリーズの主旨ですが、
前回は、お客さんとの関係を取り上げました。
そして、今回は第2弾として、企業(取引相手)との協働について述べて行きたいと思います。
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★さて、今回のテーマとしての企業協働を考える上では、【充足収束】が重要な認識になると思います。
お客様に充足できる【サービス】【場】そして【モノ】を提供する事が仕事の中身となり、同時に職=仕事そのものにも充足できる状況を如何に実現するか?・・・すべての「生産者」の課題だと思います。
協働のポイントは、「お互いが協力することで、みんなの活力を上昇させ、新しい価値を創造できること」だと思います。
これからの企業との協働関係とは、前回のお客さんの話と同様に、「これまでの取引相手という垣根を越えて」仲間として、お互いが充たしあえる関係を築いていくことだと思います。
ほとんどの農家さんはそうだと思いますが、生産した作物は、農協や仲買業者、加工業者相手に出荷をします。そこでの関係は、文字通り「取引相手」でしかなく、相互間のやりとりには「もっとこうしたら良い」という、発展性のある会話は少なく、むしろ「クレーム」や要望が目立ちます。
ただ生産者→加工・卸売業者→消費者へと一方方向に物が流れる構造では、農家からすれば、「もっと高く買ってほしい、多少の傷や虫食いはいいだろう」、中間業者からすれば「納期をや品質を確実に守ってほしい、安く買いたい」という、お互いの要求のみで終わってしまいます。
そのような既存の関係から、一歩越えた、新しい関係が求められています。
☆近年、「農商工連携」という言葉が注目され始めていますが、農が物的生産だけを担っているのではなく、充足の場であったり、お客様へのサービスの土台、人材の育成という幅広い価値(意識生産)を持っていることには、まだまだ認識されていないようです。
□類農園の取り組み
●加工業者の新人研修
そんな中でまず、類農園がお取引させていただいているFURUXグループ様 [1]の新入社員の農業体験、を紹介します。
FURUXグループさんは、食の総合企業であり、「惣菜のわかる八百屋」つまり、素材販売だけに限定せず、メニュー提案ができ、そして小分け、加工などにも対応し、「大根一本からおせちまで」を事業領域にされています。

★しかし、素材を生産している「農」の現場を知る機会がありません。
社員全員が農業の現場を知り、野菜の知識を得ると共に、お客様にも語れるくらいになりたい。
・・・と言う事で新入社員の社員研修に類農園にご利用いただいています。
後日、新入社員の方とお会いする機会があると、必ず、強烈な印象を持ち続け、「あの時はありがとうございました。」と言って頂けます。
●飲食業以外の農業体験
飲食関連の企業だけではなく、介護サービスの企業も農業体験に来る予定があります。
福祉業界以外の人ともいろんなつながりを持ち、見識を広めたい。そして、福祉業界を背負うような人材を育てたい。また、農業をやっている人の社会認識等も勉強したい、と言う事で春の種まき・田植えと秋の収穫のシーズンに1泊2日で2回、約20名の方に来ていただく予定です。
●飲食業との貸し農園事業
最後に焼肉屋「萬野屋」 [2]さんについて紹介させて頂きます。

★肉が超一流で美味しいのは当たり前、他の料理も超一流で美味しく、且つ、サービスも超一流を目指す!と言う事で、類農園に専用畑を設け、毎週、シェフの方、ホール係りの方、そしてマネージャーさんや仕入の方が訪れます。
その目的は「農」の現場を知る、野菜や栽培の知識を得る、そしてこの経験、体験をお客様にも共有していただく・・・さらに社員同志の交流、一時の癒しから活力を再生する・・・と言うような事です。
焼肉屋といえども、肉のことだけ知っているだけでは足りないようで、
より美味しく、楽しく食事をしてもらいたい、その為にもっと、農業の現場を知りたい、お客様にリアリティーのあるお話をしてより楽しめるサービスを提供したい・・・と言う事で、畑での農業体験を楽しんでおられます。
☆他にも、お漬物のメーカー、ホルモン焼きチェーン店、ふぐ・かに料理のチェーン店・・・等々、多数のお客様からの申し込みがあります。
類農園としては、
「農の場」を単なる生産の場に終わらせない、本物の【充足の場】【活力再生の場】にしていきたい
生産体である企業同士が協働し、お互いの事業の拡充と同時に農業や地域の再生を目指す
を目標に、協働によって、どんどん新しい取り組みを創出していきたいと思います!