前回のつづき [1]です。
◆ストアブランドの野菜つくりと後継者育成~新しい形の流通の確立~
日テレに「鉄腕!DASH村!」という番組がありますが、それに負けず劣らずの5人のイケメン農業実践者が登場する、『イケメンファーマーズ 藤枝スマップ物語』を読むと、地元の農業生産者に向けた暖かい眼差しがうかがえます。
●イケメンファーマーズ 藤枝スマップ物語
>このストーリーは、しずてつストアと藤枝「さんかく山の里の会」が、契約をし、しずてつストアブランドの野菜を作ろうと始まったものである。後継者育成と新しい形の流通の確立を目指し、「さんかく山の里の会」の若手に仕事をお願いした。メンバーは5人。それぞれ個性のあるメンバーが、切磋琢磨し、おいしい野菜を作るまでのストーリー。名づけて、「イケメンファーマーズ・藤枝スマップ物語」。
>若いファーマーズ(農家の方)は、単独行動が多いという。「さんかく山の里の会」のリーダーである大塚さんはいう。「農業は、仲間が集まって情報交換をしていかないとなかなかやっていけない。今回の話は、彼ら若手にとって、いいチャンスだと思った。何度か話し合いを進めていくうちに、仲間意識が出てくるようになった」。~後略~(出典:イケメンファーマーズ 藤枝スマップ物語 [2])
ストアブランドの野菜を作るために地元の2世代ファーマーを育て、その生産物をストアで売って地元で消費してもらう仕組みを作るのもバイヤーの仕事というわけです。
◆フードスタジオは、双方向の発信の『場』となるか?
最近のスーパーでは、「キッチンスタジオ」や「食育コーナー」などを良く見かけます。しかし、店長の運営手腕や講師の人材状況に左右されてか、その活用度は疑問視される店舗も少なくありません。メーカー関連の販促員が巡回してくる頻度に依存しているのか? と思われるほどです。
この食品スーパーの稼働率は、スケジュール表を見る限り立派なものです。

▲2月のスケジュールより
その講座の内容をのぞいてみると、料理教室、大学とタイアップした食育、小学生と保護者らを対象にした「ふしぎかがく塾」 [3]、>「我が家のアイディア料理コンテスト」 [4]などが行われており、かなり活性化しているようです。
食べて学んだ野菜の育て方 静岡でふしぎかがく塾
2009/02/16
しずてつストア・キリングループ・SBS共同企画「静岡かがく特捜隊―ふしぎかがく塾とお料理教室」が15日、静岡市葵区のしずてつストア田町店で開かれた。「農業」をテーマに、小学生と保護者ら22人が野菜の育て方や栄養成分などについて学んだ。
静岡かがく特捜隊は静岡新聞社・静岡放送のキャンペーン事業。講師はしずてつストアブランドの野菜を作る藤枝市の若手農家グループ「イケメンファーマーズ」が務めた。~後略~(出典:静岡かがく特捜隊関連記事 [3])
スーパー業界にあっては、パートタイマー比率が高いといわれます。その彼らが、生活場面での様々な問題意識を仕事場面での提案力として発揮し活力を出し切るなら、彼らも立派な運営協働者です。これらのHP情報からすると、食品スーパーが地域コミュニティの紐帯として機能する可能性を多いに感じます。
by びん

