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農の課題とは人類の生産活動と地球環境との接点を考えること

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新しい年が始まりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さてさて新しい年も追求モードを緩めず生きたいと思いますが、次代の農業を考える上で非常に重要な視点が昨年末にありました。
昨年末でも循環型農業の可能性 [1]
ということでこのブログで晴耕雨読さんの記事を引用して提言させていただいた内容のつづきになります。
まずは恒例のやつをお願いします。


環境や自然を考えるときに、なぜか人間とその他の地球や動植物などという対立的な捕らえ方をしがちだが、年末に認識仲間との晴耕雨読さんの「環境問題を見る視点」に関するブログ記事をめぐるやり取りの中で、違和感と気づきがありました。

「環境問題を見る視点:地球に生命が存在するための必要条件」エネルギー問題
生きている地球 ~ 環境問題を見る視点 ~(晴耕雨読)

その1 地球に生命が存在するための必要条件 [2]
その2 『安定』と『平衡』、『定常』
(環境問題を見る視点:地球に生命が存在するための必要条件からの続きです。)

その3 地球の大気水循環 [3]
その4 大気水循環と生態系 [4]
上記記事を読んでいて、改めて気がついたのは、例えば「あらゆる動植物は生態系にかかわっており、
彼ら自体の存在が何かしら人類でいうところの自然や環境というものに影響を与えている」
ということです。
またもっとさかのぼれば地球上が命の惑星になれたのも、実は光合成をして酸素を出す植物プランクトンが環境を徐々に変えていったからです。
動植物だけではなく、土壌や大気なども、大きなシステムの一部として、物理法則や科学法則などに則り互い関係しながら、自然や環境を形成しています。
そして、つい最近まで、例えば日本人であればこれらの自然の中で主体的に環境に影響を与えつつも、生産性を向上を両立させるという、絶妙なバランスで生きてきました。
環境が許容する適切な範囲の中で生きていける生産様式として例えば「里山」という文化がそれにあたります。
植物や動物などの系がそれぞれ閉じつつも関係してい大きなシステムとしての自然として成立している。
人類もこの一部に過ぎないにもかかわらず、自分たちは大きな「力」を手に入れたがごとく、人類と自然や環境とを切り分けて考えること自体に過ちがあると思います。
自然の中で生かされているという感覚が、農業の課題が人類の生産活動と地球環境との接点を考える重要な視点になると思います。
新しい年は、農業を上記のような視点で再度捉えなおし、具体的な政策提言にまで繋げて行きたいと思います。

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