今日は現在の農業が抱える問題点についてです。
多くの農業従事者や自治体、研究者、企業家などと話をして見えてきた農業の現実の問題を実感してもらえればと思います。 😀
早速、本題に入る前に恒例のいつものやつをお願いします。

★実感としての農業と農村⇒現在の農業が抱える問題点
1.家族経営の実態=後継者がいない(息子が継がない)。高齢化が進む一方!となっている!
※『担い手バンクシステム(農地を貸す人間と、農業をやりたい人間のお見合いシステム)』はあるが、自分の土地は極力貸したくないという意識や、条件の悪い土地しか出てこないなどであまり機能していないのが実態。 
2.畑や田んぼを誰も作らない。(担い手がいないから)・跡継ぎがいなかったり、地域の中で担い手がいないため誰も農業を継がせる候補者がいない。 
3.これほどお金にならない仕事はない!?補助金頼みとなるが、そんなにはもらえない。
※販売価格下落についてお米の参考事例
・お米 1俵(60kg)で12,000円の販売価格。
→1年間に1反(1000㎡)の土地で平均8俵採れる。
→年間に1反の土地では 米96,000円しかとれない。(ほぼ原価に等しいくらい。)
⇒これでは(本来は)普通に暮らしては行けない!
※お金にならないため息子に継がせたくないという意識もある。 
4.隠れた被害 獣害=林業と村の衰退。。
・林業が衰退すると、山が荒れる。山が荒れると野の鹿やいのししが生きていけない。 
→猪や鹿が山から下りてきて、畑が荒らされる。被害対策にもお金がかかる。
5.企業が農業に参入しているが、異業種からの参入での成功事例はない。(オムロン、ユニクロなど)
→農業では収穫時期や、天災など自らがアンテナを張り巡らせ、行動する必要がある。いわば主体性が求められる。=見逃したら終わり
→サラリーマン根性では全く太刀打ちできない。土日に決まった休みなどなく、常に天候などの外圧に応じて、田畑に手を入れる必要がある。
→環境・エコのブームにのって安易に農業参入してすぐに出荷できるなどと高をくくっているが、農業にはさまざまな知識や技術が不可欠。技術をなめている。(一度も出荷できずに終了という例も枚挙に暇がない。)
→長年にわたってその土地にあった品種や栽培方法などが地域の農家に知恵や制度、規範として受け継がれてきている。ただし新規農業参入者はこれら地域の知恵やルールを知らないし、重要視しない。
※大手企業が失敗し続けるなかで、類がなぜ農業を続けていられるのか?=『共同体』だからできる。 
☆重要な認識としては『やはり農業は大変!!(安易に参入は出来ない。)』ただしそれ以上にやりがいがあるのも確か! 😀 😀 😀