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類農園が「第1回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰」にて全国農業会議所会長賞受賞!!!

まるいちです。今日は嬉しいお知らせです!
■「有限会社類農園 奈良農場」が全国農業会議所と全国農業新聞が主催する耕作放棄地の発生防止・解消活動に取り組み、成果をあげている団体などを表彰する「第1回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰」において
【全国農業会議所会長賞】
をいただきました。\(o⌒∇⌒o)/ ワァイ♪
全国農業新聞「耕作放棄地解消に成果あげる団体など募集」[2008-10-24] [1]
全国農業新聞「耕作放棄地の防止・解消に成果 農水大臣賞に山形県天童市農委会」[2009-4-24]

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●受賞組織(4月24日全国農業新聞より)
農林水産大臣賞    山形 天童市農業委員会
農村振興局長賞    福島 NPO法人 ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会
全国農業会議所会長特別賞 福井  あわら市農業委員会
同上           鹿児島 株式会社炉麗栄
全国農業会議所会長賞 神奈川 秦野市農業委員会
同上         愛知  NPO法人 田原菜の花エコネットワーク
同上         富山  「みんなで農作業の日」in五箇山実行委員会
同上         奈良  有限会社 類農園
同上         香川  観音寺市農業委員会
同上         佐賀  太良町農業委員会
●この表彰の概要は、以下です。↓
「耕作放棄地の発生防止・解消は、わが国農業が当面している諸問題の中でも対応が急がれている重要課題である。
 全国農業会議所と全国農業新聞では、耕作放棄地の発生防止・解消活動の取り組みに成果をあげている団体などを募集、表彰する。
▽応募対象∥おおむね3年以上にわたり同活動を行っている市町村農業委員会、農用地利用改善団体、集落営農組織、JA、農業法人、市町村農業公社、土地改良区などの活動主体
▽選定基準∥同活動が、地域の農地の利用促進や保全管理で大きな役割を果たし、他地域での実践に模範として波及効果が期待できるもの 」
●残念ながら、農林水産大臣賞ではありませんでしたが、全国レベルでの募集の中で受賞できたのは良かったです。また、主には農業委員会やNPOが受賞しているように地域貢献活動を担っている団体が対象である中で民間企業の農業生産法人である類農園が受賞できた意味も大きいと思います。
 評価内容としては、規模的には類農園より大きな活動をしている団体はあるが、遊休農地を自然体験学習教室のように新たな農業のあり方を提示しながら利用している点、黒大豆小豆の栽培のように地域の農業振興に貢献する為に活用している点、異業種からの企業の農業参入で成功している点、等があったようです。
これからも、社会の期待に応えられるような「新しい「農」のかたち」を作っていきたいと思います。
しかし、、喜んでばかりいられない現実もあります。
以下の続きを是非読んでください <(_ _)>
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●農業の現場で一番の問題、課題として感じるのは【担い手不足】です。
 とにかく、若い農業者が少ない、後継者がいない、結果として高齢化が進み、高齢者が農業を辞めたらその農地を使う人がいない・・・遊休農地、耕作放棄地がどんどん増える。
参考⇒奈良県の耕作放棄地の現状 [2]
食の安全・安心や自給率の向上を叫んでみても国内農業を担う人材がいないのではどうしようもない((+_+))。
これからの日本の農業を考える時
【農業の担い手をどうするのか?】
【国民全員の財産であるかけがえのない農地をどう守っていくのか?】
が最大の課題だと思います。
このブログではこの課題に対しての現実に立脚した、具体的な議論をしていきたいと思います。

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