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こんな機械つくりましたNOー2 暗渠排水管洗浄機

前回の「こんな機械つくりました NO-1」で予告しました、穀物粉砕機は農舎の改造に手がかかり、試作品を作ってから進んでいません。 🙁
そこで、今回のこんな機械つくりました NO-2で紹介するのはこれです。
去年作った暗渠排水管洗浄機です。 🙄
次を読む前に応援よろしくお願いします。
 


暗渠排水管洗浄機っていわれても、なんのこっちゃさっぱり解からんと思いますので説明すると。
暗渠配水管を洗浄する機械です。 👿
そこで暗渠排水ってどんなもんか紹介します。
北海道網走支庁産業振興部調整課 [1]からの引用です。(一部省略しています)

『暗きょ排水』とは、農地の排水不良を解消するために設ける地下排水のことをいいます。
地中に直径60mm~150mm程度の管(下の写真参照)を設置し、管の上に排水性の良い材料「疎水材(そすいざい)」を投入することで排水性を改善させ、降雨等による被害を防ぎます。
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暗渠管として素焼土管や合成樹脂管があります。素焼土管は管全体で吸水し、合成樹脂管は管に開いた穴から吸水します。
暗渠排水を行うことで畑の生産性・収益性の向上を図り、安定した農業経営を確立することを目的としています。
%EF%BC%93.jpg畑の排水不良の状態
%EF%BC%94.gif
※上の図は上から見た平面図で右側の図が断面図です。
Aの吸水渠によって細かく水を集め、吸水渠によって集めた水をBの集水渠で受け取り、最後はCの排水路へと排水させます。
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1 掘削                            2 暗きょ管設置
暗渠排水管を設置するため掘削していきます。   上流側から順次設置していきます。
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3 疎水材投入                        4 埋戻し・転圧
疎水材を所定の深さまで投入し、均一に敷均し    掘削した表土を元の場所へ埋戻し、転
行人力にて締め固めます。                圧を行えば完成です。
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5 工事完了
これらの作業を繰り返し、一つの畑の工事が
完了します。

せっかく埋めた暗渠配水管も、年月がたてば埋めたパイプにヘドロや土がつまり排水不良なることがよくあります。 🙁
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配管内
掘り返すのは大変な仕事になるので、できれば洗って排水をよくしたいと考えて作ったのが暗渠排水管洗浄機なんです。
これが暗渠排水管洗浄機です。
DSCN0940.JPGDSCN0943.JPGDSCN0944.JPG
全景                       水タンク                    内部給水口
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ポンプ                       リール                     ノズル
結構たいそうな機械類で軽トラックがいっぱいにまります。実はこの機械類は全て大きな田畑に農薬や液体肥料を撒く機械類一式なんです。残念ですが作った物ではありません。
DSCN0945.JPGDSCN0947.JPGDSCN0948.JPG
ノズルの細部
今回、作ったのはこのノズルの2つの部品だけなんです。 これはハウスの散水用のスプリンクラーヘッドの廃品を鑢で加工したもので、材料代は50円程度ですみました。
これで水圧をかけると先端から水が飛び出して、空中であれば30mほどとびます。このホースを暗渠排水の出口から(引用文の5の写真)押し込んでいくと配水管を洗浄しながら進んでいきます。少々のヘドロは簡単に洗い流せます。
今までは排水管がヘドロで詰まると、竹やヒゴを繋いで配水管掃除をしていましたが、より奥まで綺麗に掃除ができるようになりました。
チョットした工夫で仕事が効率化できて、新しい課題に向かえる事って楽しい事だと思っています。

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