どうも雅無乱 [1]です。
作成中の農業問題を扱った新しいグランドセオリー [2]
世界同時食糧危機 どうする?の草案より引き続きアップします。
今回は、第3章 グローバリズムがもたらす食糧危機② 資源の危機~水の枯渇、土壌汚染 [3]の続き。
第3章 グローバリズムがもたらす食糧危機③
【巨大アグリ企業モンサントの世界戦略】
今話題の、遺伝子組み換え作物や、世界に残る「緑の革命」 [4]の傷跡をたどっていくと必ず行きつくのが、巨大アグリ企業「モンサント」である。
第3章 第3節ではそのモンサント [5]に焦点を当てた。
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第3章 グローバリズムがもたらす食糧危機③
【巨大アグリ企業モンサントの世界戦略】
モンサント社 [5]は遺伝子組み換え作物市場の90%を押さえる米国ロックフェラー財閥傘下の多国籍アグリビジネス企業である。
実はこのモンサント社 [5]、ベトナム戦争で撒かれた枯葉剤(PCB:エージェント・オレンジ)の開発者でもある。当時、モンサント社 [5]は国防省から年間5000万ドルの予算を与えられて、北ベトナムの広大な地域に撒かれ、後々まで健康被害や環境被害を残す、人類史上最悪の生物化学兵器を開発した。
モンサント社 [5]は食糧戦略としては、まず開発した遺伝子組み換え種子を特許として米政府に認めさせ、勝手に栽培できないようにした。その種子を一度買った農家には、自家菜種や種子保存を禁じ、毎年確実に種子を買う契約を結んだ。その一方で、契約を拒絶した農家には、「当社の種子を勝手に栽培している」「当社の組み込んだ遺伝子が、あなたの土地に生えている植物に混入していた」などと主張し、突然特許権侵害を理由に脅しの手紙を送りつけ、訴訟を起こし、損害賠償を請求する。
そのような悪辣な手法も用いながら市場を寡占状態に置いていった。これらは、モンサント [5]の持つ政治力ゆえに野放しにされてきたのである。
※例えばベトナム戦争当時、米軍を指揮していたスタンズフィールド・ターナーという人物が、CIA長官を経てこのモンサントの重役におさまっている。モンサントの政治力の強さが伺い知れる。
この遺伝子組み換え作物については今なお安全性の面で懸念がつきまとっている。
フランスのあるジャーナリストの調査で、実は安全性よりも「政治的な判断」として許可が出されていた事が暴露されたため、先進国への市場参入が困難になった。すると、次は矛先を途上国へ向け、今では南米、インドの大豆、トウモロコシ、綿花等の遺伝子組み換え作物への転換率は80%に上っている。
安全確保のために世界各国が食品表示を強化する意向だったのに対して、国際基準を作り、都合の悪いことは表記せず、あいまいな表記にとどめるようアメリカ政府を使って圧力をかけたのもこのモンサント [5]である。
このまま食糧生産が遺伝子組み換え作物によって占められるようになったら、誰もモンサント [5]社に逆らえなくなる。米国は国家戦略として、このバイオテクノロジーと知的財産によって世界の食糧資源を牛耳り、覇権の再構築を図ろうとしている。その背後にいるのが巨大アグリ企業モンサント [5]なのである。
このモンサント [5]の世界戦略は、↓この動画に詳しく紹介されているのでオススメ!
★BS世界のドキュメンタリー「巨大企業モンサントの世界戦略」
【巨大企業モンサントの世界戦略(前編)】 [6]

【巨大企業モンサントの世界戦略(後編)】 [7]
