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大豆食品の「遺伝子組み換えでない」はどこまで信用できるのか?

毎日のように耳にする食品偽装ニュースに対し、「もしかしてこれも?」とつい不安が先行してしまいます。そういう意味で以前から気になっていたものの一つに、納豆をはじめとする大豆食品があります。
「遺伝子組み換えでない」という表記を目にしますが、 「それ本当???」って思った方いませんか?納豆、味噌、醤油、豆腐。スーパーなどで手にとって見ると、多くの食品にこの言葉が記されていますよね。
(イメージ)
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(Soybean field )
遺伝子組み換え大豆の是非はともかく、輸入大豆はほぼ、遺伝子組み換え大豆。
(参考)モンサントが遺伝子組み換え作物「不正使用」で大豆農家を次々と提訴 [1]
『大豆の消費量と自給率平成17年』(2005年)では、日本国内の大豆消費量は 年間約434万トン。
輸入量を調べると、この年約410万トン。うち7割(約290万トン)がアメリカ、1割(約40万トン)がブラジル。
単純に差し引きすると、国内消費のうち国産でまかなっているのは約24万トンとなります。
では、納豆、味噌、醤油、豆腐・・・の年間消費量はどれくらいなのか?
約24万トン以内だったら、商品表示も信用できるのですが―。
調べてみると、全体の約400万トンのうち、約300万トンはサラダ油などの油を搾るために利用。
残りのうち約100万トンが、納豆、味噌、醤油、豆腐・・・などの食品用として利用されているそうです。
24万トンと100万トン。
我々が目にする「組み換えでない」の文字にくらべ、この数字の開きは大きすぎます。 😡
アメリカでは日本人好みの味になるような品種改良も盛んに行われている、という実態もあるようです。
事実を隠蔽することが業界内で常態化すれば、消費者は知らないまま。
いつの間にか、日本の伝統的加工食品が輸入作物に依存せざるを得ない状況に陥ってます。
先日、水産業の業界内で1,000円/㌔のアブラボウズを高級魚の10,000円/㌔のクエ(アラ)と偽って販売することが十数年間常態化していた というニュースもありました。哺乳類に例えれば犬と人ほどの違いがある魚らしい。  (ニュース)アブラボウズを高級魚クエと偽って販売、農水省が注意文書(2008年3月) [2]
どこまで事実が明るみにされるかは、わかったもんじゃありません。
事件の発覚後に不満をぶちまけるだけの消費者ではなく、実際に耕作しないまでも、食のあり方を追求する意識生産者としての役割を 誰もが担うべき時代なのかもしれません。

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