
農園ではここ数年経験のない寒空に見舞われています。
ニワトリたちもなかなか部屋の外には出てこなくて、じっと固まっている様子をみると、
こちらも寒さ倍増!温度計がいつも気になってしまいます。
さて、農園の日課の一つにニワトリの採卵があります。
毎日、卵を採っていると、ニワトリのいろんな習性や変化などが見えてきます。
採卵は朝昼夕の三回行っています。では、ここで問題!
一番卵の数が多いのは朝昼夕のいつだと思いますか?

答えは 昼
朝日が昇ってから正午まで(午前中)に卵をよく産みます。ニワトリは光に反応して、ホルモンが分泌され卵を産むようになるそうです。
一日一個の卵を産むニワトリは、
鶏卵が卵管の中で形成されるのに、通常24-25時間、放卵(産卵)の30-40分後に体内では次の排卵がおこります。放卵と排卵のタイミングがずれてくると、産卵時刻が日ごとに遅れて、卵を午後に産むようになりますが、夜間は産まないので、1日休んでタイミングをもどします。
このように雌鶏(めんどり)は1日1個、卵を産みます。まるで卵をつくる工場があるようですが、こうしてたくさんの卵を産めるのも毎日たくさんの餌を食べるようになったからとも言えそうです。でも生きものだから、お休みしたり、変わった卵を産むこともしばしばあります。
そんな時は、鶏を断食させて休ませ、疲れをとる療法(りょうほう)があります。断食をはじめると卵を産まなくなり、古い羽根がぬけ落ち新しい羽根が生えてきます。それからまた元気に卵を産みはじめるのです。

よーく観察していると疲れているニワトリの見分けるには、トサカの色や形、くちばしの色、羽の色などからも分かります。
雌鶏は孵化して4ヶ月目頃から産卵を続け、数個から10個強を巣に産みつけるとそのまま抱卵に入り、ふ化まで種卵(受精卵)を温めます。このとき、巣から卵を取り出してもまた産卵を継続するため、このような雌鶏の性質を改良することで産卵率の高い卵用種がつくりだされました。
だからか、農園のニワトリは卵を温める習性はないようです。
ニワトリは孵化から約4ヵ月で卵を産み始め、7ヶ月目頃に産卵率90%のピークを向かえ、その後は徐々に産卵率が低下し、2年目には約65%になります。
そして、約2年間のお役目を果たしたニワトリたちは解体され一生を終えます。
今週末はニワトリたちに感謝するとともに、皆で美味しく食べることで供養しようと思います。
皆さんのご参加お待ちしております!