永久歯の生えない子供が急増している。。 
全ての歯が生え変わらないというような極端な現象ではありませんが、多い場合は6本ほどの永久歯が不足する事例があるようです。
この永久歯の生えない子供についての記事を紹介します。
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
除草剤や食生活影響か
岐阜大医学部非常勤講師 中里博泰氏が調査 [1]
小学校高学年になっても乳歯が抜け落ちず、永久歯が生えてこない子供が急増していることが岐阜大医学部非常勤講師の歯科医師、中里博泰氏(47)の調査で分かった。永久歯が足りない子供は1000人中1人(0.1%)にも満たないとされているが、中里氏の診察例では、これを大きく上回る7%の子供に永久歯が欠落している異変が見つかった。
中里氏は、この調査結果を今月21日から長野県松本市で開かれる日本薬品情報学会で発表し、新たな対策の必要性を訴える。
人間の歯の数は上下32本。このうち、最良の上下4本の親知らずを除き、通常は28本とされている3歳前後になると、乳歯が上下20本生え、小学校低学年から高学年までに永久歯に順次生え変わり、奥歯も生えそろう。中学生になると、永久歯列が完成する。
名古屋氏で歯科医院を開業する中里氏は、平成4,5年ごろから、永久歯が足りない子供が多いことに気付き、調査を開始した。歯科医院では年間約1200人の子供が受診しているが、約3年前から永久歯が1,2本不足している子供は年平均85人(約7%)に達している。
中でも、平成12年4月に学校の定期健診で歯列異常と診断され診察に来た小学校4年の女児は、乳歯が一本も抜けておらず、レントゲン撮影で本来、生え変わるはずの永久歯6本(上4本と下2本)がなかった。4本の永久歯が不足しているケースも3人いた。
永久歯の欠落は1000人に1人の割合で先天的に起こる形状異変とされているが、中里氏は「7%という数字は、形状異変とは明らかに違い、後天的な異質が起きている」と指摘する。
中里氏はおもな原因を除草剤と見ている。とくに、植物の成長を促す遺伝子を阻害する「グリフォサート」という成分を含む除草剤が人体にも悪影響を及ぼしているのではないかと推測する。農水省によると、グリフォサートを含む除草剤は、平成13年度に国内で生産された除草剤75500t中5400tに上る。
今回の調査結果について、長年にわたり小児しか医療に携わってきた日本歯科大病院の渋井尚武教授は「私も約10年前から永久歯が不足している子供が多くなったと感じていたが、6本というのは多い。後天的な形状異変が認められる」と指摘した上で、その原因については「子供の病気には、栄養のバランスのほか、農薬や食品添加物などさまざまな指摘があるが、永久歯の欠落についても可能性がないわけではない」と分析している。
この永久歯に生え変らない現象の原因は、農薬なのか、環境ホルモンなのか、食生活の変化なのか、退化なのか、それとも複合的に影響しているのか、現在のところ定かではありません。
少し前の話ですが、下あごの骨と筋肉の退化が話題になっていました。これら咀嚼能力の低下は生物として明らかに外圧に対する抵抗力の低下であるといえます。
いずれにしても咀嚼能力の低下は、食料の嗜好に直結し、いずれは農業の生産様式や生産物にも大きく影響してくると考えられます。