日本人の主食であった米は年々減少し、それに連れて糖質(炭水化物)の摂取比率も減少傾向を示している。一方、健康面においては、肥満・高血圧・高脂血・血行障害・糖尿病・脳血管障害(→生活習慣病)の増大などがあり、社会的な現象としてはジックリとした思考をめぐらせることが出来ずに短絡思考に陥り易い(→単純ミスの増大)・切れやすい(→猟奇的な事件の多発)などが見られる。
両者間に何らかの因果関係があるのかを探ってみたい。
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/年 /日 動物性 炭水化物
年度 米kg 熱量kcal 蛋白質% 脂質% 糖質%
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昭和40 111.7 2,458.8 12.2 16.2 71.6
50 88.0 2,517.0 12.7 22.8 64.5
60 74.6 2,595.6 12.7 26.1 61.2
平成07 67.8 2,653.3 13.3 28.1 58.6
12 64.6 2,642.1 13.1 28.7 58.2
17 61.4 2,573.3 13.1 28.9 58.0
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農林水産省「食料需給表」 [1]
国民1人・1年当たり供給純食料の推移
国民1人・1日当たり供給熱量及びPFC熱量比率の推移
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/fbs/dat-fy17/H17sanko-1.pdf [2]
脳は、1日あたり約150gくらいのブドウ糖を消費し、体内の貯蔵量は約60g前後といわれている。
糖類(炭水化物)としては、ごはん、イモ類、砂糖などいろいろあるが、これらの炭水化物食品が、脳にとって非常に安定的で過不足ない形でブドウ糖を供給できる食事の在り方が求められる。
画像の確認
お米の豆知識2 栄養 [3]
「ごはんはインシュリン分泌がいちばん低い」より
ショ糖(砂糖)等の大量摂取は、急激なインシュリン生成をもたらし、そのリバウンドを繰り返すことによる糖尿病や精神疾患のリスクがある。(「白砂糖と精神疾患 [4]」)
図版で明らかなように、ご飯は、ジャガイモやパンと比較してもインシュリン量はなだらかな上昇傾向を示す。緩やかに単糖類へと分解される炭水化物(とりわけ分解速度の緩やかなご飯)は、脳に必要なブドウ糖をコンスタントに供給できる食材としては理想的とも云えよう。
糖分の貯蔵手段としては、脂肪とアミノ酸という形があるが、インシュリンがそれを促進する(リンク [3])というので、同じ炭水化物でも肥満因子としては「ジャガイモ>パン>ごはん」ということになるらしい。
意外な感じもするが、各国の食糧事情と肥満の傾向とが整合するので事実関係が成立すると見做せるだろう。
●まとめ
・欧米で日本食の評価がされているが、
米食は、ダイエット効果にのみとどまらず、
心身の持久力にこそ意味がありそう。
・脂質過剰摂取と並んで、
糖質(炭水化物)の摂り方にこそ、
生活習慣病予防のカギがある。
by びん