農業で栽培している野菜などは、昔から受け継がれた在来種というのは殆どなく、品種改良された物が殆どです。
在来種といえども昔から品種改良がされているのですが、一般的に自家種がとれて繰り返し栽培が可能です。
しかし最近は種はF1種といって一代限りで種が取れても同じ物にはなりません。この種市場を制覇することが食料を制覇することに繋がります。
参考に るいネット の投稿を紹介します。
遺伝子組換作物問題の本質は食糧支配(市場原理) [1]
食物支配の罠にのってはいけない [2]
家畜の世界でも同様の種市場があります。種を制覇する事が世界の家畜を制覇する事に繋がります。 8)
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
この動物の種市場を鶏を例に調べて見ると下記のような新聞記事がありました。
毎日新聞より
『輸入頼み”国産”鶏』という記事で知ったのですが、国産鶏肉の9割を占める「ブロイラー」は元をたどれば実は輸入ものだそうで。
くだものだと分かりやすいと思うのですが、メロンやスイカを食べてその種を育てても同じ果実は得られない。ましてやバナナには種が見えない。
このように品種改良の果てに、種を継承できないかわりに最良の味を提供できるようになったが、その代償として苗を常に買わないといけない。
農家が自力で増やせない種ビジネスが確立しています。
それと同じことが鶏でもあって、ブロイラーとしての鶏はブロイラーとしてしか利用できず、ブロイラーからさらにブロイラーは作れない。
しかも、ブロイラーは「ブロイラーを生む専門の鶏(種鶏)」からしか生まれず、その種鶏も、原種鶏からしか生まれない…という一方行なピラミッド構造になっている。
ではこのブロイラーはどうして作るかというと
ブロイラーは、ブロイラーという鶏がいて増えているわけではありません。
世界には3つの大きなブロイラー育種会社があり、ここで、世界各地の人々の嗜好にあった鶏肉が生産されるよう鶏を改良しています。
エリートからブロイラーができるまで4年かかります。
ではエリートからブロイラーが生産される過程を考えてみると下記のようになります。
育種会社が保有しているエリート門外不出鶏から原原種鶏が生産される。

育種会社は原原種鶏をアメリカ・イギルス・ブラジル・南アフリカ・カナダ・ドイツ・デンマークなどで飼育して原種鶏・種鶏を(肉鶏・産卵鳥)販売する。
(世界の80㌫を独占)

日本の大手商社が販売権を独占している

日本では育種会社から 原種鶏・・・・種鶏 の初生雛を購入する。飛行機に乗ってくるらしい。

原種農場で種鶏の卵を生産

孵卵農場で種鶏の初生雛を生産

種鶏農場で生産鶏の初生雛を生産・販売

養鶏場でブロイラー・卵を生産・出荷する

消費者が購入する
企業形態はいくつかの組み合わせがあるみたいですが概ね上記のようです。
今まで鶏肉鶏卵はほとんどが国産と思い込んでいましたが、エリートという種を世界の数社の育種会社に独占されているというのが事実のようです。おそらく国産牛も国産豚も元をたどれば外国の育種会社におさえられている可能性がありそうです。