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白米が危険!?

Posted By komayu On 2007年5月24日 @ 10:36 PM In 4.[農]と健康(=安心・安全) | 9 Comments

「玄米食のススメ」 [1]では、玄米の秘密について調べてみましたが、同時に白米の問題も浮上してきました。むしろ、「白米って危険なのでは?」 という疑問すら湧いてきた小松です。
調べてみると【「白米」が体をダメにする】 [2]という書籍に判りやすくまとめられていたので、転載したいと思います。

●白米を食べるからガンになる!?
ガンで亡くなる人が、いま急増しています。かつて日本人の死因のトップは脳卒中でしたが、日本経済が飛躍的に伸びて国民生活が豊かになり、動物性食品の摂取が多くなると、脳卒中が減る一方でガンがどんどん増えていき、1981年にはとうとう日本人の死因トップに躍り出ました。そして今や、日本人の4人に1人はガンで亡くなっているほどです。
そのおおもとの原因は、「私たち現代日本人が玄米ではなく白米を食べているからだ」と言えば、多くの読者は驚くかもしれません。しかしそれは事実です。
「それはおかしい。戦前の人だって、明治時代の人だって、玄米なんか食べていない。それなのにガンは少なかったではないか」そう考えるのが当然です。しかし、白米に「豊かさ」が加わると、結果的にガンを誘発するような食生活になってしまうのです。その点について指摘する専門家は殆どいませんが、科学的データに現れにくい「人々の食の嗜好」という点を注目すればよく理解できます。
なぜ白米はいけないのか。

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それは白米が酸性食品だからです。また生命の全体的な栄養素に欠けた「死んだ食品」だからです。そして最後に、「非常に美味しい」ということです。
白米を炊いたごはんは、何も味付けをしなくても大変うまいものです。握って塩を付けただけで大人も子供も大喜びする「おにぎり」になります。こんなに素晴らしい食品はないと言っていいでしょう。
そのうえ、癖のない白米ごはんは、豚の生姜焼きやビーフステーキ、といったような動物性脂肪のたっぷり含まれるおかずと一緒に食べるとさらに美味しくなります。醤油をたらした生卵をかけただけで、ごはんは驚くほど美味しくなります。
ところが玄米ではこうはいきません。それは、玄米に含まれる糠には豊富な脂肪分があるからです。したがって、玄米ごはんを食べると肉などの動物性食品は食べたくなくなり、梅干とか、味噌汁とか、漬物といったものだけで十分になります。これは玄米ごはんを食べたことがある方なら、うなずけることだと思います。
結果的に白米ごはんは人々に美食化をうながし、玄米ごはんは粗食で満足させるということになります。明治時代や戦前・戦後の日本人は白米を食べていましたが、それでもガンが少なかったのは、おかずが粗食だったからです。
(中略)
白米は酸性食品ですから、肉類などの動物性食品をおかずにどんどん食べていると、体は次第に酸性化していきます。しかも、生命全体がトータルに必要としている、さまざまな栄養成分の量的なバランスをくずしていきます。それが活性酸素の害を増やすなど、発ガン性のメカニズム活性化させると考えられます。

なるほどです! 玄米を白米に精製する過程では、多くの栄養素が「糠」として捨てられてしまいます。だから白米食では栄養が不足し、その分を補うためにおかずが必要になるし、ついつい大食にもなってしまいます。江戸時代中期より江戸や京都大阪などでは「脚気」が大流行しましたが、ビタミンB1が欠如した白米の流通が原因であると言われています。
この辺りは、先回の記述にもつながっていくと思うので、再度転記したいと思います。因みに、私は玄米食にしてから、20代の頃の体重に戻り、昔のジーンズもまた穿けるようになりました。^-^v

白米は、精米で果皮も種皮も湖粉層も胚芽も取り除かれているので、残ったのは、胚乳のデンプン、ただカロリーだけです。ミネラルもビタミンもないので燃焼した後、完全に化学分解しない部分が残り、乳酸や焦酸ブドー酸という産物を出します。これは身体に害を与える物質で血液を酸性化してしまいます。乳酸や焦酸ブドー酸は胚芽などに含まれる成分の作用を受けると水と炭酸ガスに変えられ、無害となります。
白米は、血液を酸性にする上、糠として除かれた栄養を他の食品から採ることになるので、どうしても食べ過ぎることになり、毒素として体内に溜まって病気ということにもなりやすい訳です。
もちろん、善玉の腸内細菌が多くあれば、腸内でビタミンB1も合成されます。すると、ミネラルのない白米でも血液の酸化は少なくなります。しかし、ビフィズス菌とは反対に働くアノイリナーゼ菌が積極的にビタミンB1を破壊し、カルシウムの吸収もさまたげて血液を酸性にします。ことに肉、白砂糖など酸性の食品を多くとるとアノイリナーゼ菌がどんどん増えていき、現代の食生活では正常な腸内細菌の働きが難しくなっています。だから増々、ミネラル、ビタミンが ない白米では、いろいろ障害をおこすことになるのです。
ローカル通信舎「玄米の話」 [3]より

白米中心の現代の食生活は、思った以上に歪められているようですね。精製された“美味しい”白米は、もはやそれ自体が嗜好品と言ってもいいかも知れません。その白米を主食にすれば、削ぎ落とされた栄養分を補うための様々なおかずが必要になるのです。つまり主食の目的が、栄養摂取ではなくカロリー摂取だけになってしまっているのです。
しかし、自然の恵みそのものである糠に含まれる豊富な栄養分を、おかずやサプリで補うことなど不可能です。やはり毎日の食の幹となる主食にこそ、しっかりとした栄養が必要なのだと思います。あらためて食生活を見直してみる必要があるのではないでしょうか。
ここで新たな疑問が!玄米食にすると必然的に粗食になり、摂取カロリーも少なくなりますが(半分程度?500kcalでも大丈夫という人もいます)、実感として何の問題も無さそうです。だとすれば「摂取カロリー」の根拠って何なのでしょうか?また、それはいつ頃から言われるようになったのでしょうか?


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URLs in this post:

[1] 「玄米食のススメ」: http://www.new-agriculture.net/blog/2007/05/000240.html

[2] 【「白米」が体をダメにする】: http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9974828910

[3] 「玄米の話」: http://www.local.co.jp/hiroko/genmai.html

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