小松です。
私たちの地域では、年末に収穫した黒大豆の脱粒~出荷調整が始まりました。まだまだ及びませんが、丹波に追い付け追い越せと?数年前より産地作りに取り組んでいます。
1月19日付けの日本農業新聞に、篠山市の黒大豆農家の記事が掲載されていたので紹介したいと思います。
『排水徹底し高品質黒大豆』
苗植え付け生育そろえる
機械改良し土寄せ工夫
(兵庫県篠山市 山本博一さん)
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兵庫県篠山市で黒大豆「丹波黒」を生産する山本博一さん(67)は、冬場に額縁明渠や排水溝を造り、畑の停滞水の排出に努める。10㌃当たりの収量は、倒伏を防ぐことで同県の平均の約2倍、246㌔と多い。8㍉以上の大粒率も9割を超える。前作の大麦「シュンライ」をすき込み、大豆の連作障害も防いでいる。
山本さんは、2006年度全国豆類経営改善共励会「小豆・いんげん・落花生の部」で農水大臣賞を受賞。日本特産農産物協会が認定する地域特産物マイスターの「黒大豆の匠」にも選ばれ、「丹波黒」を後世に伝える活動もしている。
黒大豆作りでは、品質を左右する排水対策に力を入れ、30㌢の高畝栽培もしている。土作りは「シュンライ」のすき込みのほか、10㌃当たり120~140㌔の油かすと、近隣の畜産農家から購入した牛糞堆肥を10㌃2㌧すき込む。
播種は、6月中旬に128穴セルトレイにし、セル成形苗を6月下旬に定植する。手間は掛かるが、直まきをしないのは、初期成育をそろえるためだという。栽植密度は10㌃当たり1100本で、通常の1300~1500に比べて疎植だが、「収量は変わらない。株の中心まで風や光が当たり、病気にかかりにくく、質の良い豆になる」と説明する。
倒伏防止と除草のための土寄せは、7月10日前後と同25日ごろの2回。2回目は、株元まで土が覆うようにロータリーに延長らせん爪を付けて、土を寄せやすく工夫する。さらに、倒伏を防ぐため、2㍍間隔に支柱を立てて誘引ひもを張る。
栽培管理は、黒根腐病や茎疫病などの土壌伝染病害の株は、1株ずつ抜き取って焼却し広がるのを防ぐ。山本さんは「選別も手作業。手間を掛けて、高品質な丹波黒を作り続けたい」と話す。
(メモ)
・経営面積=黒大豆0.6haのほか、水稲1.3ha、黒大豆のエダマメなど0.7ha。
・労働力=本人、妻の美津子さん(65)が中心。休日には長男の毅さん(35)が手伝う。
・所在地=兵庫県篠山市川北
(2007.1.19 日本農業新聞 [1]より転載)
田畑の排水対策は、どの作物でも収量に直結する大切な管理ポイントですが、中でも黒大豆は影響が顕著なようです。
土寄せ作業は結構大変で、管理機を使ってもなかなかしっかり上がりません。山本さんの工夫を是非拝見したいところです。
連作障害対策も気になりますね。実際のところ、黒大豆の連作障害ってどうなんでしょう?