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自然農法が主流になって行かないのは、何で?

こんにちは。馬場です。
本年もよろしくお願いします。
>自然の摂理に学び、それを最大限に実践するということには、説得力があります。しかし、それが「農」の主流になり得ていないことの問題は、何か? ということが、継続追求課題として残ります。
るいネット『「虫食い野菜は、安全の証」って、本当?』 [1]より
私もこれまで、有機農法や自然農法の考え方に触れる機会が多くありましたし、一部実践もしています。近代の農薬と化学肥料に頼った農業のあり方に疑問と限界を感じて、自然の摂理の中に答えを探そうとする姿勢には強く共感しています。そして一方では、そのような考え方が何故主流になっていかないのか、という疑問もありました。そこでこの機会に改めて考えてみました。思い当たるのは大きく二点です。
応援ありがとうございます♪


一つには、個々の農法や考え方には一定の説得力があるのですが、いろんな人がいろんな事を言っている、似ているけれど少し違う、といった農法が多くあり、体系的に理解したり実践したり出来るまでに至っていない感覚があります。その点は、一つ一つ事実を丹念に積み上げ、検証し、構造化・普遍化してゆくことが必要だと感じています。
ややもすると、近代農法VS自然農法という構図になってしまうのですが、実際には作物の生理生態、環境条件など、共通する部分が圧倒的に多いのではないかと思います。その意味でも、農法へのこだわりを取り払って(予断を排して)、追求する必要があると思います。
もう一つは、社会過程(社会的課題)との関わりです。作物をどう作るか、何を作るか、という課題は、農法以前に、皆が(社会が)何を求めているのか、それにどう応えてゆくのか、というところからしか、導けない問題だと思います。これは農法だけを切り取って考えるのではなく、食料、農村問題から、環境、教育、経済、政治まで合わせて捉える必要があると思います。それらに対する総合的な解答として、その一部として、農法を見ていくこと、提示していくことが必要だと思います。
また、実践面では、市場流通の中でも勝って行くことが必要条件になると思います。この点は、自然農の実践者の方でも強く意識されている方は、残念ながら少ないと感じています。
今の時点で考えていることを書いてみました。
皆さんもよかったらご意見を聞かせてください。
by 馬場

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