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小作料と農地価格の格差は、どこから?

総務省統計局 日本の統計 年鑑農林水産業 [1]の中の、
「7-13 都道府県別小作料,農地価格及び使用目的変更田畑売買価格」というデータが興味深い。
「農地を住宅地に転用するだけで,価格が100倍に跳ね上がる!」(るいネット) [2]というだけではなく、小作料にも注目してみた。


例えば、2004年の小作料の平均値は、田:15千円、畑:7.5千円だ。
それに対して、農地の価格は、田:1007千円、畑:571千円である。(いずれも10a当り)
仮に農地を購入した場合、単純に計算して田は67年、畑なら76年耕作を続けなければ、購入した価値が無いということになり、だとすれば、余程のことが無い限りは、小作で十分と言う判断になるだろう。
逆に地主の意識を考えると、耕作を続けるのはしんどいけれど、農地を手放すつもりはさらさら無い。できれば誰かが代わりに耕作をしてくれたら、ということなのだと思う。「売るなら農転してから」、なんて考えている農家も少なくないのでは?それは冗談としても(^^;、用途による格差の問題と同様に、農地がなかなか手放されず、従って集約化も効率化も図られていかない、という構造があるように思う。
小松
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